このブログはおもに3つのテーマがあり

@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2010年06月11日

「100% 素の自分を出せなかった」

昨日午前のことです。

家の前で、数人の女性がなにかしていらっしゃいます。
待ち合わせでしょうか?
店をのぞいていらっしゃるような感じもします。

午後1時半ごろ、女性6人のグループを来客に迎えました。
風景画として、わが店を描いていらっしゃったのです。

おかげで、開店以来もっとも忙しい日を迎えました。
お願いして、先生の堀一子さんのお描きになった絵をいただきました。

今日のチャイハナです。
大切にしたい、と思います。

collar.jpg


人が恋をする理由 (8)
http://yseminar.sblo.jp/article/38884187.html


恋することのメリットとデメリットを尋ねられた答です。

「100% 素の自分を出せなかった」
と後悔しています。
 過去形の微妙な表現の意味は、後でわかります。
posted by chaihana at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文

2010年06月09日

本気で人を好きになれる自分

 「恋する理由」で、今回語られるのは、実らなかった恋のことです。

 実らなくても、「本気で人を好きになれる自分を発見した」といいます。
 そんな「自分」に、拍手したくないですが?

先ほど若者気質ーYゼミ卒業論文集
人が恋をする理由 (5)
http://yseminar.sblo.jp/article/38827454.html
posted by chaihana at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文

2010年06月07日

恋の始まり

 わたしはかつて新聞記者をしていました。
 いまから40年以上も前、航空機事故が
相次いだことがありました。
 なぜ、こうも航空機の墜落事故が続くのでしょう?

 若手だったわたしは、上司にいわれて、日本の航空工学の
最高権威といわれる、京大教授に尋ねにゆきました。

 彼の答えは、次の二点でした。
 「君ぃ、飛行機は重いのだよ。落ちるの当たり前だろ」

 「墜落が重なったり、全然そういうことがなかったり、
規則性がない、というのが自然の法則だよ。
 これがもし、規則正しく、ひと月ごとに航空機事故が起こる
というようなことがあれば、まさしくおおごとだ」

 とても貴重な真理を教えられたように思いました。

 以後はっきりと気付いたのは、忙しいときには仕事が重なる
ひまなときには、全部ひまになる、ということです。
 会社の仕事で忙しいときに限って、家でも問題が起こります。

 いま、突然にその状態です。
 喫茶をスタートし、さらには、blogを始めたとたんに、
あっちこっちの(家の問題というわけではないのですが)仕事もどきが重なってきました。

 というわけで、今日も「恋する理由」(4)だけとします。

「人が恋をする理由 (4)」
http://yseminar.sblo.jp/article/38810944.html

 恋はどのように始まるのでしょうか?
 インタビューは、そこから、始まります。
posted by chaihana at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文

2010年06月06日

揺れる恋

 書きたいことはいろいろあるのですが、Cafeではなく、仕事が立て込んできました。
 今日は、とりあえず「人が恋をする理由」第3回
 をお届けします。

人が恋をする理由 (3)
http://yseminar.sblo.jp/article/38792826.html


 第3回で、
 いよいよインタビューが始まります。「ハムスターのようなクリッとした目をした」学友が対象です。

「恋してるな。してるしてる。してないって自分にいい聞かせてる部分があるけど、してるわ」

 この言葉は、後で重要な意味をもってきます。ほんとうに恋をしているのか? それは、もしかしたら、終わりかけている恋ではないのか?

 ここで紹介されるのは、微妙に揺れる恋です。
posted by chaihana at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文

2010年06月05日

恋と恋愛の違い

卒業論文集 「人が恋をする理由」は、第2回に入ります。

「人が恋をする理由 (2)」
http://yseminar.sblo.jp/article/38776018.html

 「私にとって、人生の醍醐味は恋愛である。恋愛は、私を成長させてくれるし、さまざまな経験をさせてくれる。どのような恋愛であっても、一つひとつが自身の一部になって、いまの自分ができているのである。だから、恋愛はいままで歩んできた証でもあり、宝物である」
 ――前回紹介した「はじめに」のさわりです。
 力強い「恋愛宣言」に、たじろいだ方もいるのではないでしょうか。

 第2回では、恋と恋愛の違いについて、論じています。

 「恋愛は、過去の恋愛やいままで結ばれていたものを引き離し……」とあります。

 別の女子学生でしたが、「恋愛は、喪失だ」というのを聞いて、ひっくり返りそうなほど、驚いたことがあります。

 いったい、何を喪失したのでしょう?

 彼女の説明は、こうです。
 「それまでの恋愛を捨てなければならない」
posted by chaihana at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文

2010年06月04日

先ごろ若者事情――Yゼミ卒業論文集

  先ごろ若者事情――Yゼミ卒業論文集

 リンク集の「先ごろ若者気質]にあるように、新しいblogを立ち上げました。

「先ほど若者気質ーYゼミ卒業論文集」
http://yseminar.sblo.jp/article/38757648.html

これは、わたしの宝物の紹介です。
 わたしは、2000年から2009年まで、関西のある大学で教えていました。
そのころ、わたしのゼミの学生たちが書いた卒業論文s――それが「宝物」です。
力作ぞろいです。涙あり、笑いあり、感動あり、
そして、こころから感心させられます。
 
わたしが学生たちに課した条件は、こうです。
 「自分がほんとうに関心のあるテーマで、自分にしか書けない論文を!」
 テーマ探しには苦労するのですが、いったん決まると、学生たちは、懸命に書きました。それが、(わたしの知らなかった)若者たちの生きている現実を伝え、(少なくともわたしには)感動を呼び起こすのです。
ところが、大学の仕組みとして、読者は、担当教員である、わたしだけなのです。

 一所懸命に書いたんですよ。もっとたくさんの人に、読んでもらってくれませんか――それぞれの論文が、そういっている声が聞こえるような気が、ずっとしていました。
このたび、Cafeを始め、HP,blogを開いたのも、その声に押されて、公開するための場を作りたかった、という面もないとはいえまえん。

 『人が恋をする理由』
これが、最初に紹介する論文のテーマです。
筆者は「人生の醍醐味は恋愛である」といい切ります。
そんな女子学生が、「恋愛のかたち」を求めて、友人の男女3人にインタビューをしました。
若い方々は、まるで鏡に映して見るように、等身大の自分や友人たちを、この論文の中に見るのではないでしょうか。

 年長の方々には、いまの若者たちも、かつてのみなさまたちと同じように、青春ど真ん中を正々堂々、力いっぱいに歩んでいることが、感じ取っていただけると思います。
 
 時代がどのようであろうとも、それが「若さ」ということでしょう。

 なお、この卒業論文集のタイトルは、「先ごろ若者気質」としました。
 ここで紹介する卒論は、いまより少し前に書かれたものであって、いま現在の進行形ではないからです。
 また、「学生」でなく「若者」としたのは、学生という筆者たちの身分よりも、20歳代初めという年齢を、より強く感じるからです。
posted by chaihana at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文