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@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2010年06月04日

先ごろ若者事情――Yゼミ卒業論文集

  先ごろ若者事情――Yゼミ卒業論文集

 リンク集の「先ごろ若者気質]にあるように、新しいblogを立ち上げました。

「先ほど若者気質ーYゼミ卒業論文集」
http://yseminar.sblo.jp/article/38757648.html

これは、わたしの宝物の紹介です。
 わたしは、2000年から2009年まで、関西のある大学で教えていました。
そのころ、わたしのゼミの学生たちが書いた卒業論文s――それが「宝物」です。
力作ぞろいです。涙あり、笑いあり、感動あり、
そして、こころから感心させられます。
 
わたしが学生たちに課した条件は、こうです。
 「自分がほんとうに関心のあるテーマで、自分にしか書けない論文を!」
 テーマ探しには苦労するのですが、いったん決まると、学生たちは、懸命に書きました。それが、(わたしの知らなかった)若者たちの生きている現実を伝え、(少なくともわたしには)感動を呼び起こすのです。
ところが、大学の仕組みとして、読者は、担当教員である、わたしだけなのです。

 一所懸命に書いたんですよ。もっとたくさんの人に、読んでもらってくれませんか――それぞれの論文が、そういっている声が聞こえるような気が、ずっとしていました。
このたび、Cafeを始め、HP,blogを開いたのも、その声に押されて、公開するための場を作りたかった、という面もないとはいえまえん。

 『人が恋をする理由』
これが、最初に紹介する論文のテーマです。
筆者は「人生の醍醐味は恋愛である」といい切ります。
そんな女子学生が、「恋愛のかたち」を求めて、友人の男女3人にインタビューをしました。
若い方々は、まるで鏡に映して見るように、等身大の自分や友人たちを、この論文の中に見るのではないでしょうか。

 年長の方々には、いまの若者たちも、かつてのみなさまたちと同じように、青春ど真ん中を正々堂々、力いっぱいに歩んでいることが、感じ取っていただけると思います。
 
 時代がどのようであろうとも、それが「若さ」ということでしょう。

 なお、この卒業論文集のタイトルは、「先ごろ若者気質」としました。
 ここで紹介する卒論は、いまより少し前に書かれたものであって、いま現在の進行形ではないからです。
 また、「学生」でなく「若者」としたのは、学生という筆者たちの身分よりも、20歳代初めという年齢を、より強く感じるからです。
posted by chaihana at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 卒業論文
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