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@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2023年02月12日

「プーチン露大統領、習近平中国国家主席、金正恩朝鮮労働党総書記の三方、日本招待」プロジェクト 第2弾

「プーチン露大統領、習近平中国国家主席、金正恩朝鮮労働党総書記の三方、日本招待」プロジェクト 第2弾
 1月末の投稿の続きです。
 前回「100万人ぐらいの賛同が欲しい」と書きましたが、さっぱりです。
 しかし、いまの日本人の多くを代弁する立場だろう、という考えは変わりません。
 ただ、わたしの情報伝達力は限られています。
 たとえばコント芸人のような伝達力のある方から2次発信、3次発信というかたちで広がらないものか、と思います。
 もし内容について「面白いな」と思っていただけたら、どんどん勝手に広げてください。

「プーチン露大統領、習近平中国国家主席、金正恩朝鮮労働党総書記の3人を日本に呼ぼう、そのための国民的(ネット)キャンペーンをやってみよう!」――もう2週間ぐらい前になります。そんな投稿をFBにしました。
5月にG7サミットが広島で開かれます。77年前、原爆を体験した特別な都市です。そのG7サミットにあわせて、G7議長として岸田首相が「上記のお三方も広島にお招きする。その実現に向けて大規模なキャンペーンをやってみよう」――という内容です。
 無論、3人に断られるか無視される可能性が高いでしょう。しかし、わたしたち日本人の「3国に対して特別な敵意やまして戦争をしたい気持ちなどまったくない」という真意は伝わるのではないでしょうか?
前回の投稿では「100万の賛同が欲しい」と書きましたが、いまのところ、(わたしの感触ですが)「100のけた」です。
ある女性からのメール――「冗談ですよね、だから面白い、どこまでいくか? 『本気の冗談』でとことんやってみましょうよ」
まさしく、わたしの感覚です。冗談ごとだ思うから本気で取り組める・・・いまも100万の賛同をあきらめていません。

ところで、提案の趣旨として2点ほど追加したいことがあります。
ひとつは、政治というより文化の問題です。
日本では古来、なにか祝い事があれば、(ひごろは疎遠な人でも、知り合いなら)「寄ってみませんか?」と声をかけるのは、一種の作法です。ましてご近所となると、声もかけないで放っておくのは失礼だし、後々、悪影響が出ないとも限りません。
国際社会においても、その日本古来の風習を適用する――言い訳になるし、G7各国首脳も大目に見てくれると思います。
「世界の民主主義諸国の指導者が広島に集まります。絶好の機会ですから、あなたたちも広島を見て下さい」――そんな内容で、丁寧かつ心のこもった招待状を届けるだけのことです。日本の外務官僚にとって、それほど難しい作業ではないでしょう。
提案の趣旨で追加したいもう一点は、いま少し複雑です。
ほぼ1年続いたウクライナの戦争で、アメリカを中心とする民主主義陣営の戦い方について分かってきたことがあります。
@ 世界大戦あるいは核戦争の脅威を考えると、核大国を戦場とすることはできない。従って、現代の戦争は、核のない中小国を舞台にした局地戦(地域紛争)のかたちをとり、それを出る可能性は小さい。
A そこには、「前線国家」と「支援諸国」の明確な役割分担がある。前線国家は「実際に戦場となり、国民が武器を取って戦う」国や地域であり、他方、支援諸国の役割は「後方から兵器やカネを提供する」です。
B 興味深いのは、これが「(支援諸国によって)管理された地域紛争」だということです。実際に戦うのは前線国家ですが、戦いの質や規模、広がりなどは、支援諸国の提供する兵器の質や量で決まります。管理が不十分だと核戦争さらには世界の破滅に繋がる危険があります。
・・・以上の観察をいわゆる「台湾有事」に当てはめてみます。
「前線国家」の役割を割り振られるのは、台湾と(その直接的な支援基地のある)日本の南西諸島です。中国の認識次第ですが、日本列島全体が含まれる可能性もあります。フィリピンも引っかかるかもしれません。
他方、アメリカや西欧諸国は「支援諸国」です。航空母艦や海兵隊ぐらいは出すでしょうが、米本土や西欧が戦場となって、大規模な攻撃を受ける可能性はまずありません。
中国も、沿海部の出撃拠点は別にして、中核的な地域が攻撃を受けることはないでしょう。
つまり、「台湾有事」は現実には、台湾と日本を舞台にした局地戦(地域紛争)のかたちをとるでしょう。
わたしが「東アジア島嶼戦争」と(仮に)名付ける理由です。無論、まだ戦争が始まったわけではありません。その意味で、いまの段階の日本は、正確には「前線国家・候補」です。
ここで考えてみてほしいことがあります。
「支援諸国」と「前線国家・候補」は立場が違う、ということです。
「支援諸国」にとって大切なのは「建前」です。「民主主義を守る」とか「アジア太平洋の平和」といった建前がないと、支援に立ち上がれません。
もっといえば、そのような「大義」のためであれば、「他国を舞台に」「管理された地域戦争」程度のことならあってもよい、むしろ歓迎したいと考える有力勢力が支援諸国の内部に存在してもおかしくないと思います。
「前線国家・候補」の立場はまったく違います。
「日本列島が戦場にならない」――(わたしの考えですが)それがすべてです
 民主主義は無論大切です。「アジア太平洋の安全」も大切です、米国をはじめとするG7諸国やNATOとの連帯も心強いかぎりです。
しかし、そういう思想や陣営の結束の強調がそのまま、対立する陣営(中国)からみれば、敵意の表現と受け取られないでしょうか。
機会があれば、「日本は標的」ということにならないでしょうか。
第1撃が日本の南西諸島に撃ち込まれたり、あるいは、新しく反撃(敵基地攻撃)能力を得た自衛隊が、(一体運用がいわれる)米軍の情報をもとに第一撃を放つ、というような可能性はないでしょうか?
わたしが恐れるのは、そういうことです。
 日本は「前線国家・候補」です。「支援諸国」と一体になって、権威主義(政権)批判を展開したり、「台湾有事」を言い立てるのは、極めて危険なことのように思えます。
日本の政治家であれば、何よりもまず求めたいのは、「日本の国土と国民の安全」への決意と覚悟です。(たとえ世界中が戦場となっても)日本列島だけは除外させるー−それほどに強い決意と覚悟です。
当然、その目的にそった「立ち回り」が必要です。そんな立ち回りこそが、多分、ほんとうの意味での「外交」だろう、と考えます。
日本を「戦場」にしない、何が何でも「第二のウクライナ」にはしないー−岸田首相も「日本」を預かる身として日夜腐心し、取り組んでいらっしゃる課題だと信じます。
そんな首相の努力に、はなはだ微力ですが、わたしたち国民も応援し、協力したい。
そういう提案だと理解していただければ幸甚です。
                  カフェ チャイハナ光が丘 主人 敬白

               
posted by chaihana at 14:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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