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@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
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Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2021年02月25日

まだある「資産」・・・女性

いささか旧聞ですが、橋本聖子さんがJOC組織委会長に就任しました。近来にない明るいニュースとして受け取りました。
その理由を説明してみます。
前に、明治維新並みに社会は変わったのに、〈政治は〉「江戸幕府が続いている」という趣旨の小文をまとめました(2月4日)。
繰り返すと、明治維新は黒船来航に始まる新文明への対応です。江戸幕府ではどうにもならず、外様の薩長土肥の若者たちに権力が移ることでようやく切り抜けました。そして、いま、AI、SNS,スマホなどによる、黒船並みの新文明の到来に直面しながら、政治(権力)はむかしのままーーこれはまるで、維新後も江戸幕府が続いているような話ではないか、世代交代が必要だろうーーという考えです、
でも、どのようにして?
そこのところで答えが見つからず、困っていました。

そこに飛び込んできたのが、橋本聖子氏が新しJOC組織委会長に就任した、というニュースです。。
思ったのは・・・ああ、「女性」がいた!
女性は、いわば、現代日本にまだ残っていた、未開発(未利用)の資産です。明治維新の際の「外様藩」(たとえば薩長土肥)の若者たちのようなものでしょう。
聖子さんを先頭に、「女性」という看板を押し立てて、政界、経済界、企業社会などあらゆる分野で「権力」を奪えばいい。いや、こちら(男性)側としていえば、積極的に与えればいい。有名無名、有象無象は問うほどのことではありません。明治の志士たちも登場したときは無名でした。
ともあれ、権力を新戦力・女性に移す。彼女たちの決断力を信頼する。それだけで、旧来の「(決断できない、なんでも先送りの)停滞社会」は、「決断し、改革できる社会」に変わってゆくのではないでしょうか?
まさに「令和維新」です。
この考えを推し進めると、男性はまさしく「男性」であるというそのことだけで、明治維新における江戸幕府です。時代が求めないのであれば、勝海舟よろしく、引っ込むしかありません。「内助(家事)に徹する」−−わたしの観察では、現実にそういう方向を選び、そこに楽しみを見つけている男性はいま、少なくないように思います。
とはいえ、若い男性たちにまで「権力」をあきらめろ、とまではいいません。いってみれば、女性に権力を譲るのは、方便です。君たちは、彼女たちが切り開いた「世代交代」の隊列にうまく潜り込めばよいだけのことのです。

 以上、当然、無茶な議論なのでしょうね?
posted by chaihana at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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