昨日のチャイハナトーク「わたしの『私設図書館』」構想」(講師 小川義夫さん)の報告です。
二点、大きな進展がありました。
ひとつは、概念の転換です。
図書館だとか、コミュニティだとかいう発想は止めよう。
むしろ、本を中心に考える。
家の本棚に眠っている本に、もう一度目を覚ましてもらう。
そういう「舞台」として考える。
いわば「家本・目覚まし装置」あるいは「本の交差点」といったイメージ。
いま風にいえば、「本のプラットフォーム」です。
モダンに思えますが、こんな話の紹介もありました。
むかし、東京の地下鉄のどこかの(どこだったか、わたしが失念)駅で、改札の近くに本棚が置かれていたそうです。
そばに、こんな案内。
「ご自由にお持ちください、余った本があったら、入れておいてください」
駅長さんの個人的なアイディアだった、といいます。
「駅舎の改装工事でなくなった。でも、何年も本が絶えることはなかった」
――高齢の出席者から紹介のあった挿話でした。
さて、もう一つの進展ーー「お留守番」のことです、
あるおばあさんから、提案がありました。
「一人暮らしで、行くところもない。家につくねんとしている。そんなおばあさんはいくらでもいます。2人ずつ交代でお留守番に行けるといいですね」
これには、講師の小川さんも、おもわずにんまりです。
「立ち読み提案」みたいですが、まさにウィンウィンです。
―――「三人寄れば文殊の知恵」を思わせる会合でした。
@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています
2019年11月23日
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