このブログはおもに3つのテーマがあり

@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2019年10月29日

出雲の阿国とカルメンの合体???


 「ビゼーのオペラ『カルメン』の舞台を戦国時代の日本に置き換え、『闘牛士の歌』『ハバネラ』『花の歌』『ジプシーの歌』・・名曲と共に、侍vs民 芸術vs武道 徳川vs豊臣‥若者たちのさまざまなバトルや葛藤が描かれる」
 そんな、途方もない、<朗読xオペラ>の上演があります。
 『出雲の阿国異聞 かるめ』(WATER FLOW公演VOL19 選出・山下晃彦、脚本/構成・佐々木紀子)です。
主宰、作者など、チャイハナ光が丘ゆかりの人たちです。
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 「出雲の阿国」は、17世紀初め、江戸時代初期に活躍した女芸者です。
「関ケ原の戦い」(1600年)は終わったものの、戦国の名残の荒々しい空気がまだ強かった時代に、いささかエロチックな「かぶき(傾奇者?)踊り」を始めました。それが全国のお茶屋に広がり、やがて、いまの「歌舞伎」に発展した、といわれています。
 「カルメン」は、19世紀フランスの作曲家ビゼーの名作オペラの女主人公です。多情で多感、そして奔放なジプシー。兵士ホセを赤いバラで誘惑しておきながら、闘牛士・エスカミーリョにこころ変わり――最後は、憤怒のホセに短刀で刺殺されます。
 「出雲の阿国」と「カルメン」が合体?
いったい、どんなストーリーが展開するのか?
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劇団「WATER FLOW」主宰の藤田恵子さんは、昨年8月、チャイハナ光が丘で開催した発表会 <絵日記x朗読>「綾子先生と少女たち――国民学校の一年をたどって」
の主役でした。
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これは、わたしが龍谷大学国際文化学部(大津市)に勤務していたころの取材をもとにまとめた『戦争の時代の子どもたち』(岩波文庫、2010年)、『少女たちの学級日誌』(偕成社、2015年)をもとにした作品です。
「かるめ」脚本の佐々木紀子さんは、やはりチャイハナ光が丘で開いている、練馬エッセイクラブの同人です。「綾子先生・・・」にも出演していただきました。
そんなわけで、縁の深い、そして、期待する上演です。
最後になりましたが、「かるめ」上演についての細目。
・時間は、次の3回
12月5日(木)午後1時、午後6時
6日(金)午後1時
・場所は、大泉学園ゆめりあホール(西部池袋線「大泉学園」北口から1分)
いうまでもなく、本邦初公開です。
posted by chaihana at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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