その会場に、2010年の開業以来、チャイハナ光が丘を使っていただいています。
季語研究会の発足は、2001年7月15日。
17日は、その15周年記念、そして、第150回という記念すべき集まりでした。
それにしても、連歌という芸能(あえて、そういいたい)の難しさ
のっそりと青春の顔桜桃忌
梅雨の晴れ間の光るせせらぎ
目高追う幼ならの声響きゐて
街の古地図を縁に拡げる
月光の鉄路の先の電波塔
かぼちゃが太る時のきしみも
・・・ ・・・
「5・7・5」と「7・7」を、に続けます。
分かりますか?
前の句と後の句とのつながり?
「なぜ」と問うと、袋小路に入りそうです。
なんとなくある「感覚」。それを互いに理解しあう。
そういう芸能、それが日本の芸能の特色なのかもしれない、と思います。
そして、適当に約束事があります。
――前の前の趣に「戻らない」、最小限、そこにあったことばは使わない
――「月」「花」などの「季節の王者」には、定座がある・・・
ほんとうに、わたしのような者には「難しくする仕掛け」がいっぱい、という感じです。
桜桃忌新解析にわのくにの
桜桃忌こんとこんこん点と線
皐月闇解析学は妖怪で
母の日に臍を観つめてひふみよに