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@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
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Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2016年07月16日

ラダックの旅(3)高山病? 「悟り」の境地?

 成田空港を出たのは、昼前でした。ニューデリーで一泊して、翌朝、ラダックのレーに向かう航空機に乗り込みました。
真夏のいまも雪をかぶったカラコラム山脈を眼下に飛びます。DSCN1295.JPG
レーで地上に降り立つと、なにやら雲の上を歩いているようで、足元がフワフワと落ち着きません。ある種の「夢見心地」。長い瞑想の果てに到達するという「悟り」というのは、こんな感じなのかもしれない、と思いました。
暗がりから明るいところに出ると(逆だったか? 実はあいまい)、目の前に黄緑色の輪が浮かんできました。めまいの兆候です。
 そう、海抜ゼロメートルのニューデリーから、富士山頂にも匹敵する標高約3650mに飛び込んだのです。どうやら高山病?
 中村師がいいます。
「半日間は安静にしていること。酒を飲んでも、テレビを見てもいけません」
 尋ねました。
 「寝てろ、ということですか?」
 そして、教わったのが、(いささか耳の悪い勝手理解なのですが)「涅槃行」ということば。お釈迦様がなくなったときのように、右手を手枕に、足先をそろえて寝そべります。
DSCN0136.JPG
それも、この高山病状態では「行」のひとつのかたちなのかなぁ、それにしても、「涅槃」って死ぬときのことだろう・・・というような、とりとめのないことを考えました。
 翌日からは、「夢見心地」のフワフワは、ほぼ一切ありませんでした。それでも、上り坂や階段では、ちょっとの距離で息が切れるのでした。
posted by chaihana at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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