このブログはおもに3つのテーマがあり

@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2020年07月30日

バラの剪定

ごく小さな庭ですが、バラが一本、植わっています。
高さ2mぐらい。
ときおり、赤い、かわいい花を咲かせます。
もっとうまく、たくさん咲かせる方法はないだろうか?
今朝、ごみ捨てで一緒になった、隣の浜野医院の女医さんに尋ねました。
ーーすると・・・手袋、はさみ持参でお出でになって・・・、
きれいに剪定して下さったのです。
庭のバラ剪定.jpg
感激です。
秋のバラが、楽しみです。
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わたしの安保論

「世界はいま」と題して、月に一度(第1木曜)国際情勢の解説をしています。亭主が朝日新聞社で最後に在籍した朝日ニュースター(TV)以来ですから、30年以上続いてきたことになります。
今月初め、河野防衛大臣のイージスアショア撤退問題を取り上げました。
イージスアショアの日本配備について、アメリカで「最前線防衛陣」とでもいえそうな発想(国際戦略研)があることを知りました。「米本土を目指して飛んでくるミサイルを撃ち落とす前線基地」、という戦略です。
まるで、日本列島が米本土防衛のための「不沈空母」です。
イージスアショア撤退で、安倍政権から「敵基地攻撃論」が出てきました。イージスアショアがないと、敵の攻撃に対して丸裸。これは困る。ミサイルを撃ってくる敵の基地を攻撃するぐらいのことは(現憲法でも)できるだろう、ということのようです。
「敵基地攻撃」は、考えてみると、『敵軍』も狙うこと。仮にアメリカがどこかの国と戦争を始めたら、その「米軍基地」のある日本が標的とされるのは、当然でしょう。「平和憲法」で、拒絶できることではありません。
日米安保について、「片務性」が問題にされます。アメリカは日本防衛の義務を負うが、日本は(憲法により)アメリカ防衛の義務を負わない、これは不平等だ。だから、日本はアメリカ軍駐留経費を負担しろ、という議論です。
しかし、日本列島がもし、アメリカ本土防衛のための「不沈空母」の役割を果たしているとすると・・・、あるいは、「敵基地」の所在地として日本列島が第一撃を引き受けますということだとすると・・・話は、まったく変わってきます。
「片務性」でいえば、日本の方が圧倒的な加重負担です。日本はアメリカに対して「危険手当」、もっと露骨にいえば「標的・引受料」を要求すべきです。
――以上は、わたしの「世界はいま」の議論の一方です。
議論には、別の「一方」があります。
「中国という危険」が、現実に、東アジアには存在します。
 「強権」と「膨張」を生存原則として、生き延びてきた政権です。
 その魔手が伸びてくるのを防ぐ――極東の「平和維持」には、中国軍に対するバランサーとして、米軍の駐在は欠かせないように思えます。
 日本列島に現に米軍基地がある――これは、個々にどんな意見を持とうと、多数決原則にのっとっていえば、日本国民全体の選択です。
この選択が何を意味するか?
次の2点に要約できます。
@ 米軍優位による東アジアの「平和」維持(への願い)
A その「平和」が崩れ、万一、米国が関わる戦争が勃発した場合、列島が敵軍の「標的」とされ、焦土と化し、国民の相当数が「散華」する(可能性の覚悟)
つまり、「日米安保による平和維持」という選択は、(万一の場合の)大規模な犠牲の覚悟、という前提があって成立します。
考えてみると、ごく当たり前のことですね。
その当たり前を、日本国民一人ひとりにあらためて聞いてみたい気がします。
「あなたは、万一の場合の惨禍を、覚悟していますよね?!」
(念のため、わたし自身は、どちらかといえば「覚悟派」です。中国政権の強権体質の下で暮らすことを考えるなら、米軍の駐留による平和の方がましだろう、という判断です)
無論、だからといって、日本が、「危険手当」を放棄しなければならない、とは考えません。正当な要求は、当然、しなければなりません。
次回「世界はいま」は、8月6日(木)です。
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2020年07月23日

パッションフルーツ

本日(昨日?)のお客様
パッションフルーツ.jpg
奄美大島から届いたパッションフルーツです。
ピアノの指導も、ありました。
秋山ピアノ.jpg
昨日の「絢爛豪華」は、若干、減りました。
減った折り紙.jpg減った折り紙.jpg
制作者もきっと満足と思います。
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2020年07月22日

豪華絢爛

昨日のお客様
折り紙.JPG
折り紙2.JPG
 このカラフル・・・机上は、豪華絢爛です。
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2020年07月10日

集中豪雨と「アジア・モンスーン前線」

集中豪雨による大規模水害が、九州各地をはじめ広く日本列島を襲っています。これに関連して、九州・熊本で大洪水があった7月6日のユーラシア大陸南部の天候写真を紹介します。
モンスーン前線」.JPG
インド西岸から日本列島まで右肩上がり・ほぼ一直線の前線が見て取れます。FBで友人が教えてくれました。「アジア・モンスーン前線」といえるものだが、こう一直線になるのは珍しい、と友人はコメントしていました。
ところで、この図を見れば分かることですが、今年の集中豪雨による大規模災害は、日本列島だけのことではありません。
九州大豪雨の一月前ごろから、インド北部(アッサム州)、バングラデシュ、ミャンマーなどから大規模水害のレポートが届くようになりました。中国・揚子江一帯でも、上流域から中流域へと洪水が広がり、「三峡ダム決壊・寸前」「決壊か?」といったニュースが繰り返し流れました。いまも、おさまったという報道はありません。
揚子江一帯では、「半世紀に一度の長雨」「上流からの水」「(1000以上の)個別ダムの放水」と悪条件が重なって、すでに2000万人以上が被災、さらに下流域の大都市への被害の拡大が懸念されている、ということです。
もうひとつ、一見まったく別件のようですが、昨年末、アフリカ北西部(ソマリア、エチオピア一帯)でイナゴが大発生した、という報道がありました。イナゴの大群はその後、イラン、パキスタン、インド北部、中国南西部と移動、いまは中国・四川省から湖南省あたりまで達し、猛威を振るっているということです。まさしく、「モンスーン前線」沿いの移動です。
西アフリカのバッタの大発生のときにいわれたのは、「インド洋ダイポールモード」といわれる現象です。ダイポールは「二つの極(双極)」という意味。インド洋が、海水温の比較的高い西側海域と比較的低い東側海域の二つの極(ダイポール)に分岐した。高水温の西側海域は、一種の熱源として多量の水蒸気(積乱雲)を発生させ、北西アフリカに大量の雨を降らせ、それがバッタの大発生につながった――という説明です。
この「インド洋ダイポールモード」の原因は、昨年夏、南半球インド洋で南東季節風が強かったため、温暖な表面水が東から西に運ばれたことだとみられています。南東季節風の強まりは、やはりオーストラリアの大規模森林火災が関係している可能性があります。
高温のインド洋北西部で発生する積乱雲の軍団は、(北半球の)北西季節風に乗せられ、インド西岸(まさに図に示された「モンスーン前線」の出発点あたり)に上陸。そこからさらに、積乱雲の上昇気流が次々に生み出す別の積乱雲や周辺各地から呼び込んだ水蒸気で勢力を強めながら、はるばる日本列島まで至った!
以上が、「今年のモンスーン前線」についてのわたしの理解です。
ありきたりの感想ですが、自然現象には「国境」はないのだな、ということをつくづく思います。
それと、コロナ、バッタ、水害と、「続くときは続き」ますね!
次は?――気になります。
               吉村 文成
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2020年07月09日

迫水秀樹さんのコンサートは8月10日(月)

迫水秀樹さんのコンサートの日取りが決まりました。
8月10日(月)=「山の日」で休日=午後6時からです。
世界90スカ国で、歌い、奏でてきた、旅するシンガーソングライターです。
迫水コンサート.JPG
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2020年07月02日

「不沈イージス艦」そして「不沈空母」列島?

 毎月、第1木曜日のチャイハナ光が丘は、わたしの講義「世界はいま」です。2010年のチャイハナ開設以前の「NHKカルチャーセンター(光が丘)」から続く長期企画です。前月の国際ニュースを取り上げて、わたしなりに解釈してみます。
 今日のその一つ。河野防衛相の「イージス・アショア断念」を取り上げました。イージスアショア断念.JPG
大臣は「ブースター(発射装置)が演習場外に落ちる可能性があるということを理由にしました。しかし、そんなの「口実」だろう、ほんとうにできるまでまだ10年以上、数千億円かかる。そんな「未完成品」を買っちゃった。国民の税を使う立場として、いくらなんでも、ひどすぎるという河野大臣の判断ではないだろうか――わたしの(いくらか好意的な)想像です。
 そして、イージス・アショアとは何か?
 わたしたちは日本防衛構想として話しています。しかし、アメリカから見ると、ミサイル攻撃から米本土を守る、最前線の『不沈イージス艦』として日本列島を使う話(米国際戦略問題研)です。だったら、「(日本としては)カネを払うどころか、カネをちゃんとはらってください」が正論ではないのか?
 河野防衛相も、(口には出さないけれど)そのことに気づき、怒っているのではないか??
 そこまでは、今日のセミナーで話しました。
 セミナーが終った後で、ハッと気づきました。
 それでは、米軍基地はどうなのだろう?
 「日本防衛」ということは当然あるにしても、もうひとつ、米本土防衛のための「不沈空母」として日本列島を利用するということもある!?
 もしそうなら、これも「列島使用料を寄こせ!」をちゃんといわなければおかしい??
 ――以上、(普段はそんなことは考えもしない)真正の「防衛問題・ド素人」の思い付きです。
 ただ、官庁、メディア、業界といった「防衛プロ」たちは、もしかしたら、(ミサイルもサイバー攻撃もたいした問題ではなかった)60年前の「安保改定」のときの発想をベースに「現代の防衛」を考えているのではないだろうか?
 これも。防衛問題・ド素人としての疑問です。
posted by chaihana at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記