このブログはおもに3つのテーマがあり

@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2020年02月22日

福島事故は「人災」だった!

1911年の福島原発事故は、防ごうと思えば防げた「人災」だ――そんな見方が、飛び込んできました。事故9周年「3月11日」は間もなくです。メディアとは言いません。どなたであれ、関係者に実際に取材して、当日の実情を報告していただくわけにはいかないでしょうか?
「人災説」のソースは、そのころ、通信情報機関や原発などに対する大規模電力供給システムを開発、運営していた企業にいた方です。仮にKさんとします。
Kさんによると、大規模電力供給では、電力の停止は当然予測されています。対策として、予備の発電施設があります。それでもだめな場合に備えて、移動電源車というのも、全国に配備されています。まさに「万全の体制」です。
さて、福島原発事故の当日です。
夜、100台近い移動電源車が全国から福島に集まった、というニュースを、Kさんは見ました。これで安心と眠りについたそうです。
ところが、翌朝になってみると、あの惨事です。100台近い電源車は、何の役にも立たなかったのです。なぜか?
Kさんが考えたのは、二つの可能性です。
A)原発と電源車をつなぐコネクター(プラグ)が合わなかった 
B)地震によるがれきで原発のコネクター口が塞がれ、近寄れなかった。
A)についていえば、コネクターの種類はせいぜい4,5種類しかない。前もって用意しておくのが常識だろう、といいます。
B)についていえば、窓を破ってでも原発内にはいって、(コネクターを使わず)線と線(電力ケーブル)を直接つなげばよい。太い電力ケーブルをつなぐのは簡単ではないだろうが、普段から、そういう訓練をしておけばできることだ――といいます。
この2つの可能性については、最近、事故を取材した元記者に問い合わせて、A)の「コネクターが合わなかった」ということが、事故当初からいわれていたらしいことが分かりました。
どうやら、それで「説明がついた」ことになり、メディアも含め、みんな納得してしまったようなのです。
しかし、電源車が100台近く集まって、適切なコネクターがなかった、というのが正常なことでしょうか。また、仮に、合うコネクターがなかったとしても、それで「お手上げ」というのは、いかにもお粗末です。B)で触れた、「線と線(電力ケーブル)を直接つなぐ」工夫は、試みられなかったのでしょうか?
そのあたり・・・当日の電源車をめぐる現場はどんな様子だったのか? 100台近い電源車は何をしていたのか? いまからでも、検証できないものでしょうか?――(疑問を抱えてきた)Kさんが切実に望んでいることです。
なお、Kさんによると、政府の調査委員会の報告は、電源喪失後の原子炉本体・圧力容器等の対処の状況が中心で、ひとこと電源喪失のためとの記述はあったが、喪失問題については触れていない、とのことです。
最後、福島原発事故が「人災」だという、Kさんの見方はこういうことです。
「ローテク(電力ケーブルの接続技術)がハイテク(原子力発電中心部)の足元をすくった」

posted by chaihana at 20:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

福島事故は「人災」だった!

1911年の福島原発事故は、防ごうと思えば防げた「人災」だ――そんな見方が、飛び込んできました。事故9周年「3月11日」は間もなくです。メディアとは言いません。どなたであれ、関係者に実際に取材して、当日の実情を報告していただくわけにはいかないでしょうか?
「人災説」のソースは、そのころ、通信情報機関や原発などに対する大規模電力供給システムを開発、運営していた企業にいた方です。仮にKさんとします。
Kさんによると、大規模電力供給では、電力の停止は当然予測されています。対策として、予備の発電施設があります。それでもだめな場合に備えて、移動電源車というのも、全国に配備されています。まさに「万全の体制」です。
さて、福島原発事故の当日です。
夜、100台近い移動電源車が全国から福島に集まった、というニュースを、Kさんは見ました。これで安心と眠りについたそうです。
ところが、翌朝になってみると、あの惨事です。100台近い電源車は、何の役にも立たなかったのです。なぜか?
Kさんが考えたのは、二つの可能性です。
A)原発と電源車をつなぐコネクター(プラグ)が合わなかった 
B)地震によるがれきで原発のコネクター口が塞がれ、近寄れなかった。
A)についていえば、コネクターの種類はせいぜい4,5種類しかない。前もって用意しておくのが常識だろう、といいます。
B)についていえば、窓を破ってでも原発内にはいって、(コネクターを使わず)線と線(電力ケーブル)を直接つなげばよい。太い電力ケーブルをつなぐのは簡単ではないだろうが、普段から、そういう訓練をしておけばできることだ――といいます。
この2つの可能性については、最近、事故を取材した元記者に問い合わせて、A)の「コネクターが合わなかった」ということが、事故当初からいわれていたらしいことが分かりました。
どうやら、それで「説明がついた」ことになり、メディアも含め、みんな納得してしまったようなのです。
しかし、電源車が100台近く集まって、適切なコネクターがなかった、というのが正常なことでしょうか。また、仮に、合うコネクターがなかったとしても、それで「お手上げ」というのは、いかにもお粗末です。B)で触れた、「線と線(電力ケーブル)を直接つなぐ」工夫は、試みられなかったのでしょうか?
そのあたり・・・当日の電源車をめぐる現場はどんな様子だったのか? 100台近い電源車は何をしていたのか? いまからでも、検証できないものでしょうか?――(疑問を抱えてきた)Kさんが切実に望んでいることです。
なお、Kさんによると、政府の調査委員会の報告は、電源喪失後の原子炉本体・圧力容器等の対処の状況が中心で、ひとこと電源喪失のためとの記述はあったが、喪失問題については触れていない、とのことです。
最後、福島原発事故が「人災」だという、Kさんの見方はこういうことです。
「ローテク(電力ケーブルの接続技術)がハイテク(原子力発電中心部)の足元をすくった」

posted by chaihana at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年02月10日

「インド発・コロナ騒ぎ」はなぜないか?

 「コロナやサーズのような疫病騒ぎは、インドでは起こらない。なぜか、分かりますか?」
 もう、一昨日になってしまいました。「めこん」という出版社の主催する、月に一度の勉強会に行ってきました。
 今回のテーマは、「台湾の総統選挙」。講師は、北京、香港、台北などの特派員をしたことのある、中国通の元同僚(記者)です。わざわざ総統選の取材に行って、その報告会です。
 選挙にかける、台湾の若者たち――その姿を直接目にした感動が、ごく素直に伝わってきました。
 さて、冒頭の質問は、その彼からのものです。わたしがかつてニューデリー特派員だったことを前提にしています。
 答えに、詰まりました。
 「カレー? マンディ? 菜食主義?・・・」そんなことばが、頭に浮かびました。
 元同僚は、いいました。
 「『言論の自由』ですよ。隠せないでしょう。中国は『隠せる社会』なのです」
 あっと、気がつきました。
 仮に妙な病気がはやり出したと仮定した場合、インドなら、間違いなく、ごく初期の段階でマスコミにタレコミがあるでしょう。報道されるのは、間違いありません。そして、当局も対策をとらざるを得ません。
強権支配の中国は違います。ぎりぎりまで、隠します。隠せてしまう社会なのです。そして、隠しているうちに(何の対策も取られないまま)感染者は増え続けます。増えて、増えて、どうにも手がつけられなくなったとき、とうとう表ざたになる、という次第です。
以上、「中国発・疫病」の仕掛けとして、とてもよく分かる説明のように思います。
関連して、一点、思い出したことがあります。
ごく初期の段階です。確か武漢市長だったと思いますが、こういうことを言っていました。
「(こんなことになって)習近平主席に申し訳ない」
謝らなければならないのは、誰に対してなんだ? おい、お前?
と、腹立たしく、妙な感じがしたのを覚えています。
posted by chaihana at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年02月02日

練馬つながるフェスタ

練馬つながるフェスタ(2月1日)の画像です。
 音痴のわたしも口をあけている。
WS000001.JPG
 その証明写真です。
 司会のボスの写った写真も出しておきます。
WS000002.JPG
 披露したのは、スキー、エーデルワイス、恋のバカンス、サンタルチア、斉太郎節、カチューシャ、それに、わが「チャイハナ主題歌(光が丘版に改編)」の8曲。「ため息の出るような・・・」甘い恋のバカンスは、直前まで、歌詞の記憶に苦しみました(だから、クチパク?)
posted by chaihana at 18:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記