このブログはおもに3つのテーマがあり

@店長の前職(大学教授)時代の担当ゼミ生の『Yゼミ卒業論文集;先ごろ若者気質』
Aフィールドワークで地域の方々と資料をまとめた『瀬田国民学校 学級日誌』、
Bチャイハナの日々 です。
@ではありのままの若者像を、Aでは戦争の時代にあっても明るく過ごした子どもたちの様子を、Bではチャイハナの日々の様子をお伝えしています

2019年01月22日

期日の修正 チャイハナトーク「インドネシアのいま」平野慧さん

大至急 お知らせです
チャイハナトーク「インドネシアのいま」(講師平野慧さん)は、
2月8日(金)に開催します。
カレンダーには、2月9日(土)とありますが、これは間違いです。
インドネシアに興味をおもちのみなさま。
どうか、よろしくお願いします。

   チャイハナ光が丘亭主 吉村文成
  
posted by chaihana at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年01月19日

年頭所感「格差ということ」

(この正月は、年賀状を出しそびれてしまいました。代わりに「あいさつ状」をまとめました。78歳、このごろ思うことの一端です。加齢とともに過激になる自分を意識します。きっと、チャイハナというささやかな会合の場で、お客様がそのように育てて下さっているのだろうと思います。以下)
わたしたちはいま、どのような時代に生きているのか?
チャイハナ光が丘 吉村文成
いきなりですが、パワーポイントの画像を紹介します。
WS000000.JPG
1月10日の「世界はいま」用に用意した画像の中の1枚です。
(メールでは送れないようです。だから、この部分は抜きということもあります。我慢してください)

想像して欲しいのは、 百万円の札束です。厚さ1pぐらいです。
すると10万円は1o、1千万円は10pです。1億円は1m、10億円は10mになります。
これをそのまま階層とします。3つの階層が見えてきます。
@ ミリ・センチ族――せいぜい10万円、100万円、あるいは数千万円(数十センチ)で、「これは大金だ」と緊張する人々です。いってみれば、庶民。世界が平和なら、つまり「日々是無事」ならシアワセです。
A メートル族――投資家あるいは経営者か、それに近い人たち。できることなら、次の10mクラブに加入したいと願っています。
B 10mクラブ――10億円超の資産を普通のことに思う人たち。日産・ゴーンの登場で具体的なイメージが浮かんできました。世界的な大金持ち。結構ケチです。国家とは関係なしに働き、暮らし、税を納めています。「クラブ」としたのは、ミリ族との関係が、ゴルフのクラブメンバーとキャディの関係に似ているように思えたからです。
(以上の分類は、「格差」ということを理解する工夫と思ってください。こういう格差は、平安朝の昔にもあったことだろうとは思います。しかし、それでも1oの札束と10mとの違いは、きちんと認識したいと思います)
さて、無駄口はやめて、これらの階層と経済政策ということで考えてみます。日本を含めどの国でも、政府や経済学者、マスコミが鼓舞するのは、Aのメートル族です。彼らの勃興こそが経済成長だと思っているからです。
しかし、現実の彼らの大多数にとって、直近の勝利(儲け)の方程式は、「合理化」、つまり「首切りと賃下げ」です。ゴーンが日産で使った手です。
 それはしかし、ミリ・センチ族からみると、いじめです。地獄です。定職すら奪われ、不定期で安定しない仕事と生活を強いられる。現実に、限りなく「ミリ族」に近づく、旧来のセンチ族が増えています。
大切なことですが、その状態で、子どもを産み、育てる余裕、モノを買う余力はもてません。こういうミリ・センチ族が人口の大多数であることを考えるなら、社会としての需要不足、そして成長の鈍化は当たり前のことです。
 他方で、10mクラブはますます肥え太り、支配力を強めています。
おカネには、おカネをさらに集め、権力も付随してついてく性質があるからです。はっきりとは見えない。しかし、政治家と官僚、そしてほとんどの経済専門家は従者です。
それが、世界的な規模で広がっている「格差拡大時代」ということのように思えます。すでに始まった「未来」です。
こうした「未来」を強く感じるようになったきっかけがあります。昨年暮れの「入管法改正」(18年12月8日)です。
この改正で開かれたのは、「外国人労働者の導入」です。(このごろは「外国人人材」と置き換えられています。あほくさ)。
 ほぼ100年前、日本はまったく同様の決断をしています。
1917年ごろでした。日本はやはり人手不足で困っていました。とくに苦しんだのが、北海道の炭鉱です。1905年に植民地にしたばかりの朝鮮半島から特例として炭鉱労働者の導入が始まります。それはやがて、いろいろな業界に広がり、その結果は、100年後のいま、徴用工問題などとしてわたしたちが受け継いでいます。
 いったい、なぜまた「100年前の愚」を繰り返そうとしているのか?
 根本的な理由として、「少子化」がいわれます。日本人が子どもを産まなくなった。人口が増えない。だから・・・というのです。
しかし、もしほんとうにそれが理由なら、対策は簡単です。「少子化」を「多子化」に切り替える。政治が「結婚、出産、子育て」を支援し、社会的ムードが「結婚しよう、子どもを産もう」という方向に切り変わる――。
もうひとつ、「人手不足」も理由としていわれます。日本中の話ではありません。政府は14の業種を指定しました。それらの業種の問題です。
なぜ、これらの業種に限って「ヒトが集まらない」のか?
待遇が不十分だからです。仕事は厳しい。収入は低い。だれも、そんなところで働きたくない。
 明解な解決策。それは、待遇を改めることです。せめて、仕事相応に給与をはずむ!
それをさせるのが、政治の役割でしょう。
最低賃金を引き上げるとか、いろいろな方法があるはずです。
しかし、いまの日本では、それはできまません。
政治に、その意思がないからです。
なぜ、政治は、ミリ・センチ族の待遇改善に、あるいは、格差の縮小の方向に舵を切らないのか?
だれが政治を動かすか?
そのことを考えてみます。ごく一部の限られた集団です。
<カネ出す、票出す、ヒト入れる>集団、です。
政治を動かすのは、結局、カネと票です。そして、こういう政策を実現して欲しいという意思をたまたま持っているグループ。それが、14業種ということでしょう。
「ヒト入れる」というのは、公務員を受け入れるということです。
無論、業界として直接、公務員の古手を雇用するというのではありません。外国人労働者の導入が本格化すれば、必ずできる職場があります。その管理、監督、指導などに当たる第3セクターです。「官」の関連職場の肥大が見込めます。
政治家と公務員が本気になれば、その政策は必ず実現します。
しかし、それだけでしょうか?
この問題に、さらに大きなバックが見えるような気がします。
10mクラブの意思です。
社会の最底辺――ミリ族の給与引き上げは必ず、あらゆる職種、業界に広がります。10mクラブの取り分の縮小につながるでしょう。
 そんなことは許さない。ミリ・センチ族は、地位(収入)をわきまえてつつましく暮らせ――そんな10mクラブの「声」ともいえない静かな声が、どこからともなく聞こえてくるような気がします。
 フランス人は黄色いジャケットを着て頑張っています。
 日本人はどうなのでしょう?
                    (とりあえず「完」とします)

(以下は、わたしの「独り言」です。どこかに残しておくことにしよう)
加齢とともに過激になる。この小文を打ち込みながら、そんなことを思いました。
わたしの提示した未来を、「暗い」と受け取った方もいらっしゃると思います。
 しかし、わたし自身は、そうは思っていません。意外に楽観的です。
 大切なのは「票出す」に、わたし自身が加わることです。
 あなたにも、多くの子どもたちにも、そうして欲しいと思っています。
 どうこういっても、民主主義です。
 考えて、考えて、考え抜く。
 そして、「票」に結実させる。
 それが失敗であっても、我慢して受け入れる。
 そういうことが、民主主義だろうと思います。
 
(もう1段前の独り言、世情を見ながら、わたしがそういうことなのだろうかと思ったことのメモです)  
@ 「尊机蔑現」――机業を尊重し、現業を蔑視する――教育、給与その他の待遇、なにより社会通念・・・
これははっきり、逆転させる必要があります。机業は大半が、AIに乗っ取られる可能性があります。生きた人間が必要なのは、時々刻々、変化する状況に対応しなければならない現業です。
Aどうして、<カネ出す、票出す、ヒト入れる>の民主主義になってしまったか?
答は、明解です。
わたしたちの「おまかせ」が、原因です。愚痴はいっても、投票に行かない。戦後73年をかけて育てた、わたしたちの民主主義とはその程度のものだった。
――次は「危ない」意見です。叩かれそうですが・・・(?)
B (戦後の)思想的ミスリード
「マイノリティの権力化と大黒柱の喪失」
「戦後」とは、ある意味、「戦前」あるいは「戦中」の否定で成り立った時代です。「軍国主義」一本槍だった戦中に対して、戦後は「多様な生き方」が尊重されました。それが、マイノリティの肯定と、彼らの(思想的)主流化という流れにつながります。
 しかし、一家に大黒柱が必要なように、社会にも、しっかりしたマジョリティ(大黒柱)が必要なのではないでしょうか。わたし流に言えば「日本を日本たらしめた」大黒柱です。山本周五郎や山手樹一郎といった作家たちが描いた「おとこたち」――生きることの悲しみを自覚しながら、ひたすら我慢し、なお敢然と人生に立ち向かう「おとこたち」――です。
 マイノリティは、そういう大黒柱があってこその存在です。その大黒柱が、いま。日本の社会から消えて行っていないでしょうか?
 そんなことを考えるようになったきっかけは、アメリカの中間選挙(18年10月10日)です。共和党はトランプ党に変わり、民主党は、女性や同性愛者、中東移民などを表看板にするマイノリティ政党に変質していました。
 かつてアメリカの魅力をかたちづくっていた、ヘミングウェイやスタインベックの「アメリカ人」がどこにもいなくなった。そんな感じがしたのです。
 同じことが、日本やその他の国々でも起こっているのではないでしょうか?
 (この部分、メモだから、脈絡はありません。我慢してください)
 以上、実は、1月10日の「世界は今」でお話しようと思っていることの一部です。
 歳をとって、過激になっていく感じがあります。自分では、「透明に」と思っています。
 (遅れましたが)2019年も、どうか、よろしくお願いします。

                 179-0073
                 東京都練馬区田柄5-14-19
                  チャイハナ光が丘 吉村文成

posted by chaihana at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年01月13日

新聞の未来 の未来 新聞の未来

17日(木)のチャイハナトークは、「新聞の未来」です。
ASA光が丘公園店の山口英司所長に来ていただきます。
(ただの)新聞販売店ではありません
『地域活性化会社』です。
会社案内「株式会社NHC」のHPをみて気づきました。代表挨拶を紹介します。
「私たちのミッションは、『困った時に思い出して頂き、相談される存在となる!』こと、そして『好きなこと・得意なことで人の役に立ち、仕事&人生共に愉しむ!』です。今後も私たちの活動にご期待下さい。」
(便利屋さん、といったらしかられるでしょうか? うちも大型テレビモニターの移動をお願いしたことがあります)
(誤解かもしれないけれど、光が丘周辺のASAはどんどん買収して翼を広げていらっしゃるようです。企業経営ということを考えれば、それなりのスケールは必要なのだと思います)
新聞という産業。記者が(得意げに)政治家や官僚と接触して記事を書いても、実は、その記事が読者に届いてなんぼ、が現実です。(正直、新聞に書かれている記事のなかに「なんぼ」といえる記事はめったにない。しかし、そういう記事こそが、マスコミと呼ばれる産業の存在理由だろう。わたしの私見です)
その「届いてなんぼ」の末端にあるのが販売店。
そこから見た新聞産業、そして、その未来とは?
「そんなこと、分かりません。しかし、販売店としてどう生きていくかということならーー」 しばらく前、山口社長においで願ったときの返事です。
それこそ、「新聞の未来」だろうと思います。
posted by chaihana at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月25日

「青い山脈」

1918年12月25日のクリスマス。
「チャイハナ光が丘」はお休み。
文京区のアカデミー向ヶ丘で開かれた、ある「歌う会」に出席しました。
最後にみんなで歌ったのが、藤山一郎の「青い山脈」。
 「若く明るい歌声に 雪崩は消える 花も咲く・・・」
石坂洋次郎の小説(1947)をもとに、1949年に発表された日活映画の主題歌です。
吉永小百合が出演しています。
曲にも歌詞にも、強く感じたのは、戦後という時代の、意外なほどの明るさ、希望でした。
まぶしいような思いがありました。
WS000003.JPGWS000004.JPG
posted by chaihana at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月17日

夫婦(伴侶)と近隣国

毎月第三日曜のチャイハナは「季語研究会」の貸し切りです。
 連句をつくります。
 575,77,575・・・と付けてゆく、
単純な「ことば遊び(失礼)」のようで、次々に新しい世界が開けてゆく面白さがあります。
18年最後の今回(16日)は、ちょっと趣向が違いました。
一種の品評会です。
あらかじめ決められた課題をもとに各人が句を提出し、作者名を隠したまま投票で優劣(?)を決めます。
今回は、川柳界の同人も参加して、俳句と川柳でやりました。
課題は、「空っ風」と「共存」
全体のことをいう力は、わたしにはありません。
だから、私の提出した作品を紹介します。
●「空っ風」
俳句 アイラブユー ふとつぶやいて 空っ風・・・・・@
――(個人的)サブタイトルは「別離」です。家内と離れて暮らした最近しばしばあったことです。(なお、今回の句作については、まったく個人的にですが、「夫婦」を意識してみました)
川柳 半世紀 思ってきたのに 空っ風・・・・A
――潜在意識は「夫婦」です。つくってみて、裏タイトル「中国」でもいいなと思いました。
●「共存」
俳句 活けた花 直されてみて 違い知る・・・・B
――夫婦は男と女の「共存」です。
似た体験は、だれにもあると思います。
川柳 雑草も 根を張っている 一つ鉢     C
――これが、わたしの出品の中では、一番高得点でした。
庭をいじっていて思ったことです。
  鉢の中だけど、家族、サークル、国、世界(地球)・・・あらゆる人間集団(共存)にあることだと思います。そして、自分は雑草ではないという思いも・・。
もうひとつ、自己評価で次点ということで出品しなかったけれど、ちょっと惜しい作品があります。「共存」の川柳です。
欠点も いつか直ると 半世紀        D
――もちろん、潜在意識は「夫婦」のことです。
でも、サブタイトル「中国」でも通じそうです。
●というようなことで、今回の季語研究会における大発見――「夫婦」あるいは長年連れ添った「伴侶」というのは、中国のようなものだな、あるいは、その逆――中国や韓国といった近隣国は、日本にとっては、長年連れ添った伴侶のようなものなのだな、ということ。
そう考えると、いろいろあるのが当たり前、あまりカッカしないのが原則ですね。
(なお、俳句にも川柳にもサブタイトルというのはありません。それが分かるようにつくるのが技量というものだ、と教わりました)
posted by chaihana at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月13日

朝日新聞 峯村健司記者の講演

いささか古い話ですが・・・。1週間前、先週の金曜日(7日)夜のことです。朝日新聞外報部の峯村健司記者の話を聞く機会がありました。北京支局、ワシントン支局と勤めてきた(多分)エースです。興味深かったので、報告します。

 舞台は、出版社「めこん」の主催した講演会です。といっても、客は10人ぐらいの質素な会合です。質疑ができます。
 「めこん」は、実は、わたしのインド取材報告「インド同時代」(1985)を出版してくれた会社です。アフリカ報道の伊藤正孝さんの紹介でした。
 峯村さんのテーマは、まさに、今問題の米中貿易戦争でした。
●アメリカでいま渦巻いている思い。
 「パンダの失望」「ドラゴンの怒り」――だそうです。
 パンダは、対中融和派です。「助けてあげて豊かになれば、やがて普通の民主国家になる」。いま、完全に裏切られたと感じています。
 ドラゴンは強硬派です。「一帯一路」? NGO取り締まり? 国家主席任期制廃止? なんだ? いったい。専制強権国家そのものじゃないか?能力
●中国側の思い違い
 トランプについて・・・彼を押さえればいいと思い込んだ。これは、対中強硬派、議会、ホワイトハウスの軽視。アメリカはそれほど単純ではない。
●このごろの、中国内の動き
@「墨汁かけ」事件(7月、上海で28歳の女性が習近平の写真に墨汁をかけ、自撮り写真をアップした) A党OBらによる習近平批判書の作成・流通(7月?) B(習近平新聞)といわれる「人民日報」1面から数日、習近平の名前が消えた(6、7月ごろ?)・・・ということで、必ずしも安定していない。
ただし、非公式の北載河会議(8月上旬)から、こういう動きは完全に抑え込まれている――。
●米中貿易戦争の見通し
 悲観論(決裂、衝突)、楽観論(結局落ち着く)とある。
峯村は、悲観、楽観の中間論、つまり、対立がだらだら続く。
●日本はどうなる?
 @日米安保はどこまで有効か?
  問題は、アメリカがどこまで頼りになるか?です。トランプがコロッと立場を変える(中国に寄り添う)こともあり得ます
 A北東アジアでの孤立化は避けるべきだ。
 B米中の間で「踏み絵」を踏まされるかもしれない。
 Cもし、貿易戦争が激化すれば・・・株価暴落、資本流出?
●質疑@中国は「日本が組める相手」と思うか?
 峯村(言下に)「組める相手ではありません」
●質疑A北東アジアで孤立化を避けるとはどういうことか? 中国と組めない、韓国の文在寅もあてにならない。
 峯村「中国とは組めない。アメリカは頼りにならない。だから、その他の国々といい関係を結んでおくことが大切だ」
●質疑B「組めない」ということになると、中国とはいずれ対立する。そのときの保険だね?
 峯村「そうだ」
●質疑C米中貿易戦争の話が中心だったが、もう少しスパンを広げる。米国、中国はこれからどうなるのか? あなたの考えを知りたい。
 峯村「分かりやすい方から・・・。覇権国家アメリカは、今現在、もう存在しない。この動きはオバマからだ。オバマの弱気が、たとえば中国の南シナ海進出を許した。仕上げはトランプだ。共和党のまともな部分を追い出して、トランプ党にしてしまった」
「中国は、習近平の統治が崩れる時が問題だ。革命の第3世代のストーリーがつくれるかどうか?」
●質疑Dスタインベックとかサリンジャーとか・・・正義を追い力強さもある、そういう古き良きアメリカはどうなったのだろう?
 峯村「いまは、存在しない。共和党はトランプ党。民主党はマイノリティ党(これは、質問者の分析)。(政治的空間に関する限り)両端だけで、中間がなくなった」
posted by chaihana at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年12月02日

尺八 恋のトリック

 皆さんの生き生きとした瞳、瞳――みて下さい。
DSCN4856.JPG
大成功でした。
 昨日(12月1日の<唄と尺八『Emme x 小濱明人 DUO Live』>
 Emme(エメ)さんは、チャイハナのボイストレーニングの先生。
小濱明人さんは、そのご主人です。
 初めは、静かに、深く、明人さんの尺八独奏。
 そして、やがて、2人の共演。
DSCN4810.JPG
DSCN4842.JPG
DSCN4839.JPG
 熊本民謡「おてもやん」に、みんなのかけ声と手拍子を入れながら、終わりました。
 お二人のコンサートは、チャイハナでは5年か6年ぶり。
 そして、意外に、「ここぐらいしかやってない」ようです。


 たまたまなのですが、壁面に「自由律俳句」が展示されています。
DSCN4874.JPG
 「囀り(さえずり)フルートは 恋の手管の 彩もよう」
 「Twittering flute; a colorful variety of love tricks 」
神田九十九(かんだ・くじゅうく)さん(95)の作品です。
     体の不自由な九十九さん、お会いしたことはありません。
介護している娘の永野寿子さんが持って来て下さったものです。
 話がそれました。

 でも、明人さんが吹き、なかば踊るようにエメさんが歌う――
 尺八は、虚無僧だけのものではない!
 「ラブ・トリック」をすら語れる音色なのだ!
 強く、ほんとうに強く、そう思いました。
 ちなみに、尺八の英語は、bamboo flute(竹のフルート)です。
DSCN4802.JPG
 台湾からのお客さまもいらっしゃいました。
 若くて陽気なお嬢さんです。
DSCN4818.JPG
 エメさんご夫婦と台湾旅行でたまたま出会ったといいます。
 それで、公演のことを知ってやってきた、ということのようです。
大きな旅行用トランクを提げていました。
 「仕事を」というより「どう生きるか」という人生を探して、旅に出たようです。
 台湾の、意外な「若さ」を感じました。

posted by chaihana at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年11月24日

メートル族 センチ族 ミリ族

 「男と女(性別)、日本人と中国人(国籍)、白人と黒人(人種)、資本家と労働者(経済学)・・・人間の分け方はいろいろある。メートル族とセンチ族、というのもあっていいね」
 「巨人と小人? まさか???」
 「このごろ、1億円だの10億円だの、億単位の金の話が次々に出てくる」
「それで?」
「百万円は、一束でほぼ1センチ。一千万円でも10センチだ。1億円はその10倍だから1メートル、10億円だと10メートルだ。数センチの稼ぎと、数メートルの稼ぎとでは、暮らしも気分も違う」
 「 ゴーン前会長(日産)のことか?」
 「(年間で)20mの1万円札の山から半分の10mをネコババ・・・!」
 「8年間では、160mの山から80m。凄い話だ」
 「カネはカネを生む。金持ちは、どんどんカネを増やす」
「権力もカネについてくる。そして、権力には、カネもついてくる」
 「そういえば、習近平の一族も大金持ちらしい」
 「奈良朝や平安朝がそうだ。寝殿作りの宮廷で和歌を詠んでいるのが、メートル族だ。下々は粗衣粗食で田んぼを耕している」
 「宮廷のサーバントもそうだな。それが、センチ族」
 「北朝鮮もそういうことだろう。下々を雑巾みたいに絞って・・・」
 「ビルも建つ。核も持てる」

――話が、昨今の日本に移りました。
 「入管法改正案ね。『ヒトが足りない』というけど、あれは、ウソだね」
「???」
「いくらでもいるよ。失業者だらけだ。この国は」
「???」
「給料は安い、労働時間は長い・・・条件がひどいから働けない、それだけのことだ」
 「そういえば、ああいう業界は、就職しても辞めていく人が多いらしい」
 「人が雇えないのは、ブラック業界だからですよ。そっちを直さないで、外国から連れてくる――それは、だめです」
 「そうか、ブラック業界救済法案なんだ」
 「いま、経営者が集まると、決まって出る話がある。『稼ぎは簡単に出せる。給料を削ればいい』。簡単にいえば、首切りだ」
 「企業業績は、過去最高とか・・・」
 「ヒトを削る、それで、雑巾のように従業員を絞る・・・それで出た業績だ。企業努力なんてないね」

 「ところで、日本が失業者だらけ?」
 「そうだろ、派遣は実は、『失業者』だよ。身に付く技術はない。いつ、辞めさせられるか分からない。ごく一部の専門職を別にすれば、派遣を続けたいと思っている子はいないね」
 「給料は、どうなの?」
 「センチどころか、ミリだね」
 「メートル族、センチ族、そして、とうとうミリ族?」
 「そう、ミリ族」
 ――以上、昨日見えたお客様(男性、わたしとほぼ同年齢)との会話のごく一部です。
極めて少数が(ゴーン前日産会長よろしく首切りや労働強化で)メートル族を目指し、その一方で、ミリ族がどんどん増えてゆく――それが、昨今の日本のようです。
WS000000.JPG
posted by chaihana at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年11月11日

臨時休業11月11日

チャイハナ光が丘は本日(11月11日)臨時休業します。
ご不便をおかけしますが、お許しください。
なお、明日(月曜)は、定休日です。
よろしくお願いします。
posted by chaihana at 09:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

チャイハナトーク「戦後を語る」

11月10日、チャイハナトーク「戦後を語る」
まず、ドキュメンタリーを見ました。
「駅の子」つまり戦災浮浪児についてのドキュメンタリーです。
ショックでした。
両親がいて、クラス仲間がいて・・・の田舎のこどもとは別世界です。
しかし、もし、米軍機が飛んできて、爆弾を落としたら、
そして、家がなくなり、両親も死んでしまったら・・・
あのころ、どの子だってあった可能性です。
「運」ということを思いました。
ちょっとした「運」の違い、
そのことで、同情される側と同情する側、に分かれてしまう現実。
越えたいけど、越えられない。
登場した戦災孤児たちが、一様に繰り返した言葉があります。
「人間は、冷たい」
ふと、思いました。
(「自分」が生きなければならない)生き物の本能なのかもしれない――!
庭の雑草たちにも共通しているような感じが、(まったく)ふと・・・。
つらい、感覚です。

 いらっしゃって下さった方々のなかに、
電話で頼んだのですが、中学時代の友人がいました。
人生について、未来について、(道端で)延々と話していた時代、を思い出します。
その彼は、いわゆる引き揚げ者です。
こんな話をしました。
終戦のとき、新京(満州)にいました。
ソ連兵がやってきました。
家の中まで入ってきました。
弟(4歳)がはめていた腕時計をソ連兵は奪おうとしました。
弟は、その腕にかみつきました。
すると、ソ連兵はピストルを抜き、
弟の額を撃ち抜きました。
額の傷は小さい、しかし、後頭部の傷は大きく、
脳みそが飛び出していた。
中学時代、あれだけ話し込んだのに、初めて聞く話です。

友人はいいました。
「70歳になったとき、家族に話そうと思った。家族以外に話すのは、今日が初めてだ」

言葉がありません。
一人ひとりの人間の奥深さ。
(と、締めくくっても間違っている、これは、明確な感覚)
posted by chaihana at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記